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F1 ニュース

投稿日: 2019.05.15 12:42
更新日: 2019.05.15 13:14

メルセデスがトップ、フェラーリの若手アイロットがクラッシュ/F1バルセロナテスト1日目

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F1 | メルセデスがトップ、フェラーリの若手アイロットがクラッシュ/F1バルセロナテスト1日目

 スペインのバルセロナ・カタロニア・サーキットで2019年F1インシーズンテスト2回目がスタートした。テストは5月14日、15日の2日間にわたって開催され、初日は晴天の下、全10チーム13人のドライバーが参加した。

 テストでは各チームがマシンを1台ずつ使用するが、ピレリの2020年用開発テストを担当するチームは2台を走らせる。今回はフェラーリのセバスチャン・ベッテルとレーシングポイントのセルジオ・ペレスがピレリのプログラムに集中して走った。マクラーレンは午前にカルロス・サインツJr、午後にランド・ノリスと、ふたりのレースドライバーを起用している。

■メルセデス

 晴天の下、トップタイムをマークしたのはメルセデスのバルテリ・ボッタスだった。メルセデスはW10への理解を深めるための作業を集中的に行い、今後数戦のうちに持ち込む予定のシャシーおよびパワーユニット(PU/エンジン)のパーツを試したという。

 ボッタスは午前中、珍しいアクシデントに遭遇した。空力データ収集用のエアロレイクを装着してピットボックスを離れたところ、センサーにふたつのパイロンが引っ掛かり、ひとつはピットレーンで落ちたものの、もうひとつは1周走る間、引っ掛かったままだった。

 作業自体は順調に進み、131周を走行、C5タイヤで1分15秒511のタイムを出した。これはボッタス自身がスペインGP予選でC3タイヤでマークしたポールポジションタイムから約0.1秒落ちのタイムだった。

■フェラーリ

 フェラーリはシャルル・ルクレールを起用、ベッテルはSF90でピレリタイヤの開発テストを担当した。ルクレールはアップデートのテストや比較プログラムに取り組み、ボッタスと同じ131周を走行、C2タイヤでの1分16秒933で2番手となった。タイヤテストを行ったベッテルは、133周とこの日最多周回を走り、1分18秒425のタイムを出している。

2019年F1バルセロナ・インシーズンテスト1日目 シャルル・ルクレール(フェラーリ)
2019年F1バルセロナ・インシーズンテスト1日目 シャルル・ルクレール(フェラーリ)


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