2度のF1世界チャンピオンであるミカ・ハッキネンは、圧倒的優位に立つメルセデスが、次戦モナコGPでは困難に直面するだろうと考えている。
これまでの5戦すべてで1-2フィニッシュの勝利を飾っているメルセデスは、2019年のチャンピオンシップにおいて向かうところ敵なしだが、この先彼らが最初の敗北を喫するとしたらそれはいつのことになるのか、多くの人々が考えている。
ハッキネンは、ブックメーカー『Unibet』に定期的に寄せているレース後の解説記事のなかで、メルセデスの連勝はモンテカルロの市街地コースで止まることになり、マックス・フェルスタッペンかシャルル・ルクレールが、長らく待ち望まれていた完璧な勝利をもたらす方に賭けると書いている。
「次戦はモナコであり、バルセロナとは非常に異なる。まさにユニークなコースだ」とハッキネンは語った。
「昨シーズンはモナコでレッドブルが勝っている。そして2017年はフェラーリが優勝した。このレースを両チームが待ち望んでいることは、誰もが分かっているだろう」
「フェルスタッペンは使命を背負っており、今年メルセデスを破る最初のドライバーになることを決意している。そしてレッドブル・ホンダはモナコで大いに速さを発揮すると思われる」
「ルクレールはモンテカルロの市街地コースでメルセデスに挑戦する、もうひとりのドライバーとなるだろう」
「モナコGPは彼の母国レースだ。彼はシーズンこれまでのところ非常に速かった一方で、小さなミスや問題のせいで、早い段階で優勝することはできなかった」
「彼はフェラーリをグリッドのトップに引き戻す決意を固めているだろう」