レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

F1 ニュース

投稿日: 2019.05.18 08:00
更新日: 2019.05.17 19:57

ハミルトン「競争のない今のF1はたしかにつまらないが、メルセデスの責任ではない」

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


F1 | ハミルトン「競争のない今のF1はたしかにつまらないが、メルセデスの責任ではない」

 ルイス・ハミルトンは、メルセデスが覇権を握る現在のF1について、“かなりつまらなくなった”という声には同意しつつも、その責任を負うべきはメルセデスではないと考えている。

 メルセデスは、2019年シーズンの開幕から5戦が終了した現時点ですでにコンストラクターズランキングでフェラーリに96ポイント差をつけている。これまでの全レースで完璧な戦いを重ね、1-2フィニッシュの圧勝を続けてきた結果、これほどの差がついたのだ。

 先行するメルセデスにとって唯一の不確定要素といえば、チームメイト同士であるハミルトンとバルテリ・ボッタスの間の競争が、どちらの勝利で終わるのか分からないということぐらいだ。

 レッドブル・ホンダのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、今年がメルセデスの選手権になると考えている。一方でF1のファンコミュニティからも、このスポーツには意外性がなくなってしまったという不満の声があがった。

 ハミルトンも、競争が起こらないためにレースの楽しさや興奮が多少なりとも減ってしまったことを認めるが、そうした現状についてメルセデスに責任はないと話す。

「集中し続けることは、僕たちにとってさほどの困難ではない。だけど、他のチームと競い合っていたときと比べれば、集中があまり楽しいことにもなっていない。それが今のF1なんだ」

「コースに到着して、ベストな戦いを仕掛けてくる他のチームと競い合う。彼らの側にもふたりのドライバーがいて、僕たちの走りを乱そうとしてくる」

「そうしたことが起きない限り、競争の観点で言えば、圧倒的につまらないレースになってしまう。チーム内での争いだけということだ」

「たしかにF1にとって理想的ではないと思う。けれどこれが実態であり、このところずっとその同じ状況が続いてきた。でも、チームのスタッフが優れた仕事をしているだけで、僕たちの過失ではないよ」


この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

関連のニュース

F1 関連ドライバー

F1 関連チーム