ウイリアムズF1でレースエンジニアを務めるデイブ・ロブソンは、チームはバルセロナで2019年型マシンFW42のパフォーマンスを改善できたと考えているが、難易度の高いモナコのコースでその進歩が見られるかどうかは分からないと考えている。
ウイリアムズはFW42にさまざまなアップデートを施したことで、スペインGPで一歩前進することを期待していた。
ジョージ・ラッセルとロバート・クビサは、カタロニア・サーキットにおいてトップ10フィニッシュには程遠い状態だったものの、ロブソンによると若干の改善が見られたという。
「バルセロナでのレースとテストの後で、FW42のパフォーマンスを改善し、マシンとタイヤの理解を深めることができたと考えている」とロブソンは語った。
「この改善がモナコでも見られるかどうかは定かではない。モンテカルロ・サーキットには固有の性質があり、現地の天候も予測しにくいからだ」
「しかし、このコースに合うようにマシンにいくらかの変更を加える必要があることと、週末の間にドライバーの自信を高めることが重要であることは承知しており、我々はモナコへの挑戦を心待ちにしている」
「モナコでは予測できないことが起こり得ることも分かっている。いかなるチャンスも活用するために、我々の優れた信頼性とピットストップのパフォーマンスを発揮するための準備はできている」
ラッセルが前回モナコでレースをしたのは2018年のFIA-F2でのことだ。だがタイトルを獲得したこの年におけるモナコでのレースウィークは、彼にとって最高のものではなかったようだ。