F1第6戦モナコGP週末の様子をムッシュ柴田氏がお届けします。キミ・ライコネンがついにGP300戦目を迎えますが、本人はあいかわらず気にしていない模様。
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今年のモナコは着いた日からず~っと、どんより天気。肌寒いです。
ニキ・ラウダの訃報とあいまって、パドックの雰囲気にもいつもの華やかさがないような気がします。
ちなみにモナコGPは、今年で90周年。途中、第二次大戦などで何年かの中断もありましたが、
日本風に言うと昭和4年から自動車レースやってるんですからね。ネットでちょっと見たら、オードリー・ヘプバーンも、この年に生まれたのでした。生きてたら、90歳かあ……。
FIAの定例会見に出席するはずだったルイス・ハミルトンは、直前にキャンセル。ニキの死が、ショックだったようです。
愛車がパドックからピットへと動いてたので、サーキットにいるのは確かなようでしたが、この日は本人には会えませんでした。バイクのことはからきし知らないので、MotoGPも撮ってた熱田カメラマンに訊いたところ、「アウグスタのルイス・ハミルトンモデルですね」と、即答でした。
販売促進で、こういうモデルを売り出すことは時々あるんだそうな。確か600万円ぐらいと言ってたような。「た、高くね?」と驚いたら、「ホンダは1000万円くらいの出してますよ」とのことでした。
タイヤはピレリで、おまけにF1っぽくしてあって、マニアは心くすぐられるんだろうな~。