ハースF1チーム代表のギュンター・シュタイナーは、ペナルティによってチームにとって不利な状況となった日曜のモナコGPの結果に対しての不満を漏らした。
ケビン・マグヌッセンはレース序盤で自身のペースを守っていたが、6周後にセーフティカーが導入されたことで大きくタイムをロスすることになった。
集団の中程についていたマグヌッセンはピットインしたものの、8台のマシンがピットインしていなかったためにその後ろで14位となり、その後のレースでの運命はここで決まってしまった。
さらに悪いことに、マグヌッセンはコースを外れてアドバンテージを得たとして5秒のペナルティを科され、14位にまで順位を落としている。
チームメイトのロマン・グロージャンはトップ10入りを果たしてチャンピオンシップポイントを確保したことで、ハースをわずかながらも窮地から救ったと言える。しかし彼もまたピットレーン出口で白線をカットしたとして、5秒のペナルティを科された。
「我々にとって難しいレースだった。考えうる限り悪い状況のすべてが、我々の身に降り掛かっていた」とシュタイナーは苛立ちを表した。
「ここはモナコだ。とはいえたった1ポイントしか獲得できないような状況に導いた何かがある。もはや起こったことすべてに言及したくもない。1冊の本が書けるほどだよ」
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