F1第6戦モナコGP週末の様子をムッシュ柴田氏がお届けします。FIA-F2での松下信治選手の表彰台獲得に、ニキ・ラウダ追悼、シャルル・ルクレールのらしからぬ空回りと、話題に事欠かないグランプリでした。
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モナコのどんより天気は、金曜日まで続いてました。毎年恒例のコートダジュールラン。今年はニースからモナコまで、走ってみました。
曇っていても、相変わらずの絶景です。
ようやくパドックにたどり着いてホンダのモーターホームに立ち寄ったら、なんとまあ「お弁当が1個余ってますよ」というありがたいお言葉が。
遠慮なく、栄養満点かつ超美味の和食を堪能させていただきました。
モナコの金曜日は中休みということになっていて、パドックはのんびりした雰囲気が漂ってました(といってもエンジニアたちは、せっせと初日のデータ解析をしてるんですが)。
そんな中、松下信治選手がFIA-F2のレース1で今季初の3位表彰台に上がってくれました。しかもその後、左端のルカ・ギオットが失格になったために、2位に繰り上がるというおまけ付き。
ノブ自身、ここまで期待した結果が出せてなかっただけに、うれしかったんでしょうね。「いつも取材に来てくれてる皆さんと、記念撮影しましょう」と、誘ってくれたのでした。「ムッシュは、バクーには来ませんでしたけどね」という皮肉付きだったけど(笑)。
一方モナコの週末は、今年もインディ500と重なってます。なので向こうにいる松本カメラマンからの提案で、今年も「琢磨・田辺エール交換ビデオレター」をやらせていただきました。
田辺さんも快諾してくれたんですが、琢磨くんのビデオを見ながら、
「相変わらず弁舌爽やかな青年だよな〜」と、(ほんの少しだけ)ひがみ入ってました。
でも負けずに爽やかに、エールを送ってくれたのでした。