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F1 ニュース

投稿日: 2016.09.21 13:46
更新日: 2016.09.21 13:48

ウイリアムズ「原因不明のシートベルトのトラブルは重大な懸念材料」

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F1 | ウイリアムズ「原因不明のシートベルトのトラブルは重大な懸念材料」

 ウイリアムズは、シンガポールGPでバルテリ・ボッタスを襲った「謎のシートベルト・トラブル」が、次戦に向けての懸念材料であることを認めた。 

 1周目にパンクに見舞われ、大きく順位を落としていたボッタスは、33周目に無線でシートベルトが外れたと訴えて、その周の終わりに急遽ピットイン。メカニックにベルトを締め直してもらわなければならなかった。
「シートベルトのバックルが外れてしまったとの連絡を受けて、すぐにピットインさせた」と、ウイリアムズのロブ・スメドレーは言う。

「彼のベルトは、ピットでメカニックが締め直した。しかし、なぜ外れてしまったのかを理解する必要があるし、レーシングスピードで走っているときに、突然ベルトが外れたりするのは重大な懸念材料だ」

「いつだったか正確には思い出せないが、バルテリは何年か前にもベルト絡みのトラブルを経験した。同じ類いの問題ではなかったと思うが、シートベルトに関することだったのは間違いない」

「十分な注意を払って正しい分析を行い、問題を解決しなければならない。何よりも重要なのは、それを(次戦の)マレーシアまでに解決しておくことだ」

「言うまでもなく、プラクティスやレースでシートベルトが外れるなとどいうことは、シーズンを通じて一度もなかった。それだけに、突然あのようなトラブルが起きたのは、釈然としないところがある」

 この緊急ピットストップは、ボッタスが2度目のタイヤ交換でピットに入ってから、わずか2周後のことだったが、結果として、それが36周目に彼をリタイアさせることにもつながった。

「(ベルトを締めるための)ピットストップに時間がかかったこともあって、彼はピットを出る時に、急激にクラッチをつないでしまった。それで1速ギアに過大なトルクがかかったんだ。これは私たちにとっては厄介な状況だった。走行中に1速ギアが壊れた場合、ギアボックス全体に大きなダメージが及ぶ可能性がある。そのリスクを考えると、最良の選択はクルマを止めることだった」


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