レッドブル・レーシングは2020年に、ピエール・ガスリーの代わりにニコ・ヒュルケンベルグを起用することを検討しているといううわさが持ち上がっている。
レッドブルジュニアドライバーのガスリーは、トロロッソからF1デビューを果たした後、2019年にレッドブルに昇格した。しかし現時点ではチームメイトのマックス・フェルスタッペンとのパフォーマンス差が大きく、フェルスタッペンが第6戦までに3位2回、4位4回を獲得しているのに対し、ガスリーは最高位が5位、ポイント獲得数もチームメイトの半分以下にとどまっている。
ガスリーが徐々に改善してきているのは確かだが、満足いくレベルに達しない場合に備えて、レッドブル首脳は現在ルノーに所属するヒュルケンベルグの起用も視野に入れ、すでに接触を試みたとのうわさもある。
2018年までレッドブルに所属していたダニエル・リカルドは、今年ルノーに移籍。新チームメイトのヒュルケンベルグが、高い評価を受けるリカルドと同レベルの速さを発揮していることで、レッドブル首脳陣はヒュルケンベルグに注目しているというのだ。
しかし、レッドブルは基本的に自らのドライバー育成プログラム出身ドライバーを起用するスタンスであり、外部からドライバーを雇い入れるとすれば、大きな方針変更になる。
■「ストレスを感じたり、心配したりするような必要はない」とガスリー
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