ハミルトン「セットアップの方向の見当がつかない」：メルセデス金曜コメント

　2015年F1スペインGPの金曜プラクティスで、メルセデスのルイス・ハミルトンは2位/1位だった。

■メルセデスAMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム
ルイス・ハミルトン　フリー走行1＝2位／2＝1位
　とても堅実な一日だった。セットアップ作業を重点的に行い、少しずつバランスを調整していった。

　路面と風の状態が変化すると2回のセッションにおいてうまく比較をするのが難しくなる。今日は時々強い風が吹き、1周の中で風の状態がとても不安定だった。マシンは風の影響を受けやすい。午後には気温がかなり上がり、それもラップタイムに影響したと思う。

　今日優先したのはタイヤを理解し、摩耗の状態をチェックすることだった。週末で一番重要なのは決勝だからね。まだタイムを分析していないが、自分たちのペースはかなり強力だと感じている。

　場所によって突風が吹いたり、吹いていなかったりして、アンダーステアになったりオーバーステアになったりする。あるラップでは完璧でも、次のラップではそうではなくなる。だからセットアップを決めるのがすごく難しい。

　今のところマシンの感触に満足できてはいない。バランスがころころ変わって理解しづらく、セットアップの方向性の見当がつかないような状態なんだ。でも最終的には解決できると思う。