5度のタイトル獲得経験者であるルイス・ハミルトンは、F1での成功への道筋は、精神的な苦痛なしで歩めるものではなかったと語っている。
アメリカの人気トークショー番組司会者であるデビッド・レターマンのNetflix番組『My Next Guest Needs No Introduction』において、ハミルトンは、タイトル争いは大きな精神的ストレスと結びつくものだと話した。
継続して成功していくためには、どれだけ上手く「ひどい落ち込み」と付き合っていけるかが重要になるとハミルトンは説明している。
2019年2月、ハミルトンは今季開幕前の番組で、レターマンに対して「とても厳しい1年だ」と述べた。
「優勝したり成功したりして、精神的にとても上向いているときもある。けれどもその後に、ひどい落ち込みも味わうんだ」
「これまであまり話したことがなかったことだが、精神的な問題に苦しめられることも頻繁にある。不安定になるんだ。どん底のなかで、アスリートとして自分をまとめ上げていかなければならない」
「運が良ければどん底にいても強さを見つけ出せる。どのように落ち込むかではなくて、どうやって這い上がってくるかなんだ」
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