トロロッソ・ホンダは、今週末のF1第7戦カナダGPで競争力を発揮できるはずだ。
「カナダGPの週末は、この数週間の物事の進展を見ると、前向きな気持ちになれるし、レースも期待できる」とダニール・クビアトは語った。
「モナコでは予選も順調だったし、レースでふたりとも結果を出すことができた。全体的に、前回のレースには肯定的な面が多くあった」
「バルセロナでもマシンにはかなりの競争力があったし、モナコでもそうだった。このふたつはまったく異なるコースだから、将来的にも良いことだよ。さまざまなコースでパフォーマンスを出せることが分かったからね」
クビアトはシーズン開幕戦のオーストラリアGPで10位につけ、1ポイントを獲得したものの、その後の3戦ではポイントを獲得することができなかった。しかし、9位につけたスペインGPと、7位につけたモナコGPで状況が好転した。
「今年の初めからチームはマシン開発において素晴らしい仕事をしてきたと思う。マシンを速くするのに何が必要か理解することと、適切なセットアップへのアプローチを見出すという点でね」
「僕の方は、パッケージからさらに力を引き出す術を学んできている。こうした要素が組み合わさって、今ではマシンのパフォーマンスがより良いものになっているんだ」
ホンダ製パワーユニット(PU/エンジン)はジル・ビルヌーブ・サーキットでパフォーマンスを発揮できるはずだ。
「超高速コースだから、ストレートでの強力なパフォーマンスが必要とされる。そして中盤にいくつかシケインがある。方向が目まぐるしく変わるコーナーだ」