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F1 ニュース

投稿日: 2019.06.08 15:16
更新日: 2019.06.08 15:17

クラッシュのハミルトン「自分のミスでロングランの機会を逃した。セットアップに苦労することになりそう」:メルセデス F1カナダGP金曜

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F1 | クラッシュのハミルトン「自分のミスでロングランの機会を逃した。セットアップに苦労することになりそう」:メルセデス F1カナダGP金曜

 2019年F1カナダGPの金曜、メルセデスのルイス・ハミルトンはフリー走行1=1番手/2=6番手だった。

 ハミルトンはFP1で31周を走り、1分12秒767でその時点でのトップに立った。しかしFP2序盤にミスからターン9でウォールにタイヤをヒットし、右リヤタイヤがパンク。低速走行でピットまで戻ってくることはできたものの、マシンがダメージを負っていたため、FP2でコースに復帰することはできなかった。午後の周回数は8周、タイムは1分12秒938にとどまった。

 なお、今回メルセデスは今シーズン初のパワーユニットのアップグレードを行い、ハミルトン車に2基目のICE(エンジン)、ターボチャージャー、MGU-Hを入れている。

2019年F1第7戦カナダGP ルイス・ハミルトン(メルセデス)がFP2でクラッシュ
2019年F1第7戦カナダGP ルイス・ハミルトン(メルセデス)がFP2でクラッシュ

■メルセデス-AMG・ペトロナス・モータースポーツ
ルイス・ハミルトン フリー走行1=1番手/2=6番手
 午前中はスムーズに進んだ。路面は最初はすごく汚れていたが、皆が同じ条件だから文句は言えない。

 FP2でミスをしてマシンにダメージを与えてしまった。チームの皆が懸命に修復にあたってくれたけれど、時間が足りず、コースに復帰することはできなかった。セッションをほとんど走れずに終わるなんて経験は、前回いつしたのか、思い出せないぐらいだ。ガレージからセッションを見るのはいい気分でないね。まるで教室に戻りたいのに校長室で座らされているような気分だった。

 単純なミスだった。ミディアムタイヤで連続周回をしながら限界点を探していた。その時にわずかに限界を超えてしまい、ターン9出口で態勢を崩したんだ。コントロールを失いながら、ウォールに当たりませんように、と祈ったんだけどね。

 でもこういうことは時には起こるものだ。引きずることなく、気持ちを切り替えて、仕事に戻らなければならない。幸いバルテリ(・ボッタス)がいいセッションを過ごして、データをたっぷり集めてくれた。

 チームは明日までにマシンを直してくれるだろうから、今日よりもいい一日にするため、しっかり準備を整えて、コースに復帰するよ。

(クラッシュについてFormula1.comに語り)ロングランができなかったから、本当に残念だ。(セットアップに関して)多少推測をしたり、ギャンブルをする必要が出てくるだろう。でもチームには優秀なスタッフが揃っているから、正しい決断ができるよう、助けてくれるはずだよ。


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