6月8日現地時間午後2時、カナダGPの予選が行なわ、フェラーリのセバスチャン・ベッテルがポールポジションを獲得した。レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは11番手。ピエール・ガスリーは5番手となっている。
午前中に引き続き晴天に恵まれ気温は21度、路面温度は47度というコンディション。フリー走行3回目でICE(内燃機関)トラブルに見舞われたランス・ストロール(レーシングポイント)はパワーユニット(PU/エンジン)を丸ごと旧型に交換してなんとか予選に間に合わせた。
Q1は各車がソフトタイヤでコースイン。路面コンディションはどんどん向上していくため上位勢はまずピットで待機し、中団グループ勢からアタックを開始していく。上位勢は5分過ぎからコースインして連続アタックでタイムを縮めていき、3チーム6台が次々とトップタイムを塗り替えていく。
中団勢はダニエル・リカルド(ルノー)が最上位の7番手、これにランド・ノリス(マクラーレン)、ダニール・クビアト(トロロッソ・ホンダ)、セルジオ・ペレス(レーシングポイント)と続き、ストロールは11番手につけた。
逆にハース勢やアルファロメオ勢は苦戦を強いられQ2進出争いを繰り広げる。上位3チーム以外は2セット目のソフトタイヤを投入し最後のアタックを行ない、路面のインプルーブに従って大きくタイムを更新していく。
ここでターン10でタイヤをロックさせ充分にタイムアップができなかったペレスが0.075秒差で16番手、キミ・ライコネン(アルファロメオ)が17番手、最終シケインの出口でリヤが大きくスライドしてしまったストロールも18番手、そしてウイリアムズ勢が19番手・20番手でQ1敗退となった。