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F1 ニュース

投稿日: 2019.06.09 20:25
更新日: 2019.06.12 14:49

レッドブル・ホンダF1密着:予選でトップ2チームの速さに対抗できず。決勝はサバイバルレースに活路

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F1 | レッドブル・ホンダF1密着:予選でトップ2チームの速さに対抗できず。決勝はサバイバルレースに活路

 F1第7戦カナダGP予選でマックス・フェルスタッペンがQ2落ちを喫したのは、予選Q1で右リヤサスペンションを壊してしまい15位に終わった昨年のアメリカGP以来のことで、今シーズンはもちろん初めてだった。

 フェルスタッペンがQ2落ちした理由はふたつある。ひとつは、Q2の1回目のアタックをミディアムタイヤで行なったことだ。今回カナダGPに持ち込まれたタイヤはC3(ハード)、C4(ミディアム)、C5(ソフト)。つまり、モナコGPと同じ最も軟らかいコンパウンドの組み合わせだった。

 しかも、土曜日の予選は路面温度が最高で49℃という暑いコンディションだった。そのため、Q3に進出したドライバーがスタート時に履くことが義務付けられているQ2のベストタイムを記録するタイヤは、できればミディアムタイヤを履きたかった。

 しかし、この日のレッドブル・ホンダには、ミディアムを履いて楽にQ3に進出できるスピードがなかった。さらに渋滞にも引っかかるという不運もあって、ミディアムタイヤを履いたフェルスタッペンは、トップ10内に残ることができなかった。

2019年F1第7戦カナダGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が予選Q2で敗退
2019年F1第7戦カナダGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が予選Q2で敗退

 ここでチームは2回目のアタックでリスクを避けて、ソフトタイヤを装着させてコースに送り出した。しかし、ハースのケビン・マグヌッセンが最終コーナーでクラッシュして赤旗が出たため、バックストレートを走行していたフェルスタッペンはアクセルを緩め、タイムを更新することができずにQ3進出はならなかった。


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