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F1 ニュース

投稿日: 2016.09.23 14:36
更新日: 2016.09.23 14:38

ルノー、成績不振によるチーム内の不和とリーダーシップ不足を認める

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F1 | ルノー、成績不振によるチーム内の不和とリーダーシップ不足を認める

 ルノーのシリル・アビテブールが、チームの舞台裏で「ある種の緊張」があり、「強力なリーダーシップ」が必要であることを認めた。 

 ファクトリーチームとしての復帰初年度の成績が、予想を大きく下回っていることから、ルノーのチーム内に動揺と混乱があり、2017年のドライバーラインナップがなかなか決まらないのも、おそらくその影響だろうとの噂が流れている。

 もしそうだとすれば、エンストンとビリーで立っている波風をうまく収めることが、ルノー・スポール・レーシングのジェローム・ストール社長、マネージングディレクターのアビテブール、そしてチーム代表フレデリック・バスールにとっての急務だ。

 ルノーのチーム内に何らかの不和が生じているのかとの問いに、アビテブールは「それは成績不振に起因する、ある種の緊張にすぎない」と語った。

「レッドブルを見るといい。昨年あのチームには激しい緊張があった。メルセデスでも、パフォーマンスを発揮できなかった時期には、やはり緊張があった。私たちがそうした状態にあるのは、いわば当然のことだ」

「現在このチームが経験している状況に、私はショックを受けてはいないし、この緊張にうまく対処できるという自信もある。こうした緊張に対処する心構えがない、あるいは乗り切れそうにないと思うような人々は、そもそもF1の世界には向いていない」

 数カ月前に、ビリーのエンジン開発施設から、エンストンのシャシー部門を監督する立場に移ったアビテブールは、チームにおいて権威と指導力が求められていることを承知している。


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

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