更新日: 2016.09.23 16:37
エリクソン、2017年シーズンに向けてドライバー未発表の全チームと交渉中
現在ザウバーに在籍するマーカス・エリクソンは、2017年のシート獲得に向け、ウイリアムズ、ルノーを含む多くのF1チームと交渉を行っているという。
エリクソンとチームメイトのフェリペ・ナッセは、今季末に契約の期限を迎える。ただしナッセはザウバーの新オーナーとつながりを持つことから、契約延長が濃厚と考えてられている。一方のエリクソンは、将来を見据えた活動に集中していると言う。
「ザウバーも含めて数チームと話し合いをしているが、シートはそれほど多く残されていないので、これからの数週間に注目だ。まだ何も決まってはいないけれど、近いうちに決まることを望んでいる。第一の目標は、可能な限り良いマシンでF1に留まることだ」
ウイリアムズ、ルノー、フォース・インディアとは、「交渉があった」とエリクソン本人が認めた。マノーに関しては「少しの交渉をした」と明かしたうえで、来季の去就について次のように語っている。
「基本的にはシートを残している全チームと交渉した。もちろん僕自身がしたわけではなく、マネージメントの方でしている。すべてのチームとコミュニケーションを取り続け、状況を注視することが重要だと思っている」
エリクソンは現在、F1で3シーズン目を過ごしている。今後は、自身のポテンシャルを発揮できるマシンでキャリアを発展させていきたいと話す。
「来季は4シーズン目になるので、自分の力を発揮して、より競争力を見せられるマシンに乗りたいと強く願っている。ドライバーとしては一歩ずつ前進して、より高いレベルへでパフォーマンスができているけれど、まだ本来の実力を発揮できていないと感じる」
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています