ダニエル・リカルドは“タイヤが終わっていた”ために2年連続でシンガポールGPでの勝利を逃したとレッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーが語った。
リカルドは残り13周で迎えた最後のピットストップでスーパーソフトタイヤに交換した。25.449秒先にいた首位のロズベルグは古いタイヤで走っていたものの、リカルドの猛追によりピットストップで逆転される可能性があったため、交換できなかった。
残り5周というところでリカルドはロズベルグに5.2秒というところまで迫り、最終的にはその0.448秒後ろでゴールした。
これ以上のことはできなかったのかと尋ねられたホーナーは「いや、そうは思わない」と答えた。
「ニコはシンガポールの週末とても強かった。予選では我々にとっては速すぎたし、レースではできる限りを尽くした(がどうにもできなかった)」
「おそらく皆の関心は我々ではなくニコに向くだろうね。でも我々も土壇場で関心をひけたと思うよ。最後のストップ後のダニエルはとても強かったし、ピットストップも速かったからね」
「だけどダニエルは最終スティントの序盤でタイヤを当ててしまったんだ。そこからレースの終わりにかけてタイヤが徐々にダメになってしまったよ」
「およそ2時間のレースなのに0.5秒差でゴールするなんて素晴らしいことさ。十分な結果ではないけどね」
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