史上最多タイ、全21戦で行われる2019年のF1は、前戦カナダGPでシーズンの1/3が終了。ヨーロッパに再び舞台を移し、中盤戦は南フランスのポール・リカールで幕を開けた。タータンチェックのハンチング帽をかぶり、3度のワールドチャンピオン、ジャッキー・スチュワートの80回目の誕生日をみんなで祝福。次代を担う若手有力ドライバーたちの子供時代の秘蔵写真など、ドライバーや関係者のSNSでフランスGPを振り返る。
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6月11日に満80歳の誕生日を迎えたスチュワート。トレードマークのタータンチェックのハンチング帽をかぶり、関係者が揃って祝福した。スコットランド出身のジャッキーは、1969、1971、1973年にF1ワールドチャンピオンを獲得。1972年に大英帝国勲章、2001年にナイト爵を叙勲。通算27勝は、1987年にアラン・プロストに破られるまでの最多勝記録だった。
ハースF1も誕生日を迎えたスチュワートを祝福。ケビン・マグヌッセンの父ヤンは、タータンチェックのカラーリングのマシンを駆ってF1を戦っていた経験を持つ。
次代のF1を担っていくであろう、若手有力ドライバーの3人。少年時代のアレクサンダー・アルボン、シャルル・ルクレール、ジョージ・ラッセルの秘蔵写真が公開された。“FIAスチュワード”から「若さに5秒ペナルティ」とのコメントも。
ピレリのポールポジション・アワードのプレゼンターは、今からちょうど30年前にここポール・リカールで鮮烈なF1デビューを果たしたジャン・アレジ氏。デビュー戦で4位に入賞し、一躍注目される存在となった。ちなみに先日のカナダGPでスチュワードを務めたエマニュエル・ピロもアレジと同じレースでデビュー。