F1第8戦フランスGP現地情報ブログその2。フランスならではの焼き立てパンが美味しそうですね! そしてマクラーレンはここから復活していくのでしょうか。今回もムッシュ柴田氏がお届けいたします。
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今回の宿でございます。
山の上にあるポール・リカールは、周辺にほとんど宿泊施設がなく、地中海沿いまで降りてこないといけません。しかもその村々にもホテルと呼べるものはごくわずかで(しかもとっても高い)、なので僕たちはお手ごろ価格の民泊を利用しています。今年のアパートは初日からいきなりwifiが使えなくなるトラブルに遭遇しましたが、それをのぞけば快適です。
今朝もパドックの特設パン屋さんは大賑わいで、カーフュー(夜間の労働)明けのメカニックやエンジニアたちが搾りたてのオレンジジュースや、バターとジャムをたっぷり塗ったパンに群がってました。
その場で作った焼き立てですからね。美味しくないはずがありません。
今週末の一番のビックリは、マクラーレンの大健闘でしょうか。予選一発の速さは開幕当初から披露してましたが、それがなかなかレース結果に結びつかなかった。
しかし前戦カナダ辺りから、レースペースもしっかり安定してきた印象です。そして今回の予選では、堂々の5、6番グリッド獲得。なので久しぶりにマクラーレンのミート・ザ・チーム(マクラーレンの定例記者会見)に出かけてみると、
他の記者も同じことを考えていたようで、立ち見の出る盛況でした。
去年のFIA-F2時代はひ弱な印象が強かったランド・ノリスですが、いやあ1年目からこれほど安定した速さを発揮するとは。正直、まったくノーマークでした。不明を恥じるばかりです。