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F1 ニュース

投稿日: 2015.05.22 17:42
更新日: 2016.09.26 17:55

1ストップ戦略は十分可能。再舗装も負荷を減少

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F1 | 1ストップ戦略は十分可能。再舗装も負荷を減少

2015 モナコグランプリ フリー走行

メルセデスのルイス・ハミルトンがFP1とFP2で最速タイムを記録:
激しい雨の影響により、FP2での走行はごくわずかに
ロータスのパストール・マルドナードのみが、2015年型のスーパーソフトタイヤを使用
再舗装されたアスファルトとガードレール位置の変更、および低い気温がモナコの市街地サーキットの特性に変化をもたらす

2015年5月21日、モナコ
モナコの金曜フリー走行セッションは、激しい雨によって限定的な走行にとどまりました。各チームは、明日以降のレース週末での雨の可能性は低いことから、滑りやすいコンディション下で、ガードレールが間近に迫るモナコでの走行で得られるものは少ないと判断しました。

夜間の豪雨を受けて、午前中のFP1はダンプが残る中で開始されました。各チームは、Cinturatoグリーン・インターミディエイトタイヤを使用して最初の走行を行いました。路面が乾いた後は、P Zeroイエロー・ソフトタイヤへと移行しました。今週末用として、P Zeroイエロー・ソフトと一新された2015年型P Zeroレッド・スーパーソフトタイヤが選択されています。ウェットコンディションになることが不確定だった中、午後のFP2で、タイヤ構造とコンパウンドが新しくなったスーパーソフトを使用して走行したのはロータスのパストール・マルドナードのみでした。土曜日のFP3がドライで行われれば、他のドライバーたちが初めてスーパーソフトを試すことになるFP3は、極めて重要なセッションとなります。

FP2残り10分時点で、マクラーレンのフェルナンド・アロンソがインターミディエイトタイヤで走行を再開し、クロスオーバーポイントを見極めるために、乾いていく路面上でのグリップレベルを評価しました。ここでいうクロスオーバーポイントとは、インターミディエイトからスリックタイヤへ交換するべきポイントのことです。セッション終盤、数名のドライバーがインターミディエイトタイヤを使用して走行に加わりました。今日のフリー走行では、フルウェットタイヤでの走行も見られ、モナコに持ち込まれた4種類の全タイヤが使用されたことになります。


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