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F1 ニュース

投稿日: 2019.07.09 16:22

マクラーレンのザイドル、F1が集中すべきは「短期的な解決策ではなく2021年施行の新規則」と主張

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F1 | マクラーレンのザイドル、F1が集中すべきは「短期的な解決策ではなく2021年施行の新規則」と主張

 マクラーレンF1チームのマネージングディレクターを務めるアンドレアス・ザイドルは、F1が注力すべき優先課題は2021年以降に各チームが同水準で戦える環境整備のためのレギュレーション策定であって、タイヤ仕様の変更といった短期的な調整事項などではないと考えている。

 F1とFIAは先日、2021年F1レギュレーションの最終決定を延期すると発表した。この規則変更は、グランプリレースを競技、技術、財政などあらゆる側面から変えていくだろうと、多くの人々から期待されている。

 だがその間にも、短期的な競技改善を目指す様々な動きにも注目が集まった。タイヤを2018年仕様に戻すといった案が先日オーストリアで審議されたものの、これは十分な賛同を得るには至らなかった。

 ザイドルはF1に対して、目前に迫った大きな決断に集中してほしいと考えている。

「概して言えば、我々の前にははるかに大きな問題が存在している。つまり、トップチームと中団との間に存在する大きなギャップだ。これはマクラーレンとしての注目点でもある」

「これは短期的に解決できるような問題ではない。したがって2021年施行のレギュレーションにおいては、財政、技術、競技の各領域で審議されているすべての改定案に対して、大きな希望をいだいている」

「F1とFIAに専門家がいて、彼らが全員が、この独特な状況を好転させようと取り組んでいることを期待したい」

「私たちは、数週間前に上程された改定案を全面的に支持する。正直に言って、今我々が注目しているのはそのことだ」


この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

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