レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

F1 ニュース

投稿日: 2019.07.13 10:31
更新日: 2019.07.13 10:33

レッドブル・ホンダF1密着:マシンのアップデートを追い風に、今季最も好調な初日を過ごしたガスリー

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


F1 | レッドブル・ホンダF1密着:マシンのアップデートを追い風に、今季最も好調な初日を過ごしたガスリー

「僕のほうはすごくいい一日で、ハッピーだね。今シーズンで一番良い金曜日だったかもしれない」
 フリー走行を終えたピエール・ガスリーは、こう言って、イギリスGP初日を振り返った。

 ガスリーにとって、レッドブル・ホンダとして初めて臨むイギリスGPは滑り出しから好調だった。通常のヨーロッパラウンドより1時間早い午前10時からスタートしたフリー走行1回目で、ガスリーはセッション終盤にトップタイムをマークしていたからだ。

 今シーズンのガスリーのフリー走行1回目の順位は、以下の通りだ。

■オーストラリアGP 8番手
■バーレーンGP 6番手
■中国GP 7番手
■アゼルバイジャンGP 15番手
■スペインGP 8番手
■モナコGP 6番手
■カナダGP 13番手
■フランスGP 6番手
■オーストリアGP 6番手

 じつはフリー走行1回目からトップ5に入って、グランプリをスタートしていたことがなかったのである。午後2時からスタートしたフリー走行2回目でも、その好調な走りは続いた。

 常にチームメイトのフェルスタッペンを上回るペースで走行を重ねていたガスリーは、ソフトタイヤを履いた予選シミュレーションでも5番手となる1分27秒249をマーク。マックス・フェルスタッペンが1分27秒862だったから、コンマ6秒速かったことになる。

 もちろん、この結果はフェルスタッペンのマシンのセットアップが、まだ煮詰めきれていなかったことも関係していた。

「まだクルマの感触が完全に決まっていなくて、やるべきことが多い」(フェルスタッペン)

 ただし、ガスリーの調子が良かったことは、紛れもない事実だ。ガスリーが記録した1分27秒249をセクターごとの詳細は、以下の通り。

セクター1→28.300秒
セクター2→35.278秒
セクター3→23.671秒(自己ベスト)

 このうち、自己ベストはセクター3だけで、それ以外はじつは自己ベストではなかった。それでは、ガスリーのセクターごとの自己ベストはどうだったかというと、次の通りだ。

セクター1→28.067秒(自己ベスト)
セクター2→35.265秒(自己ベスト)
セクター3→23.671秒(自己ベスト)

 これを合計すると、タイムは1分27秒003となり、4番手のセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)を上回る。この日ガスリーが走らせていたマシンには、そのポテンシャルがあったというわけだ。


関連のニュース

F1 関連ドライバー

F1 関連チーム

本日のレースクイーン

AUTOBACS/大阪オートメッセ2024
一之瀬優香(いちのせゆうか)

F1 Photo Ranking

フォトランキング