レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

F1 ニュース

投稿日: 2019.07.14 11:50
更新日: 2019.09.03 17:10

ホンダF1本橋CE予選後インタビュー:クビアトに不運もアルボンがQ3進出。「本来の実力通りの走りができた」

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


F1 | ホンダF1本橋CE予選後インタビュー:クビアトに不運もアルボンがQ3進出。「本来の実力通りの走りができた」

 ここ2戦フランス、オーストリアのトロロッソ・ホンダは、予選は2台ともQ3に進めず、レースでもノーポイントと、本来の実力を結果に反映できない傾向があった。しかし今回はアレクサンダー・アルボンが、久々にQ3進出を果たした。ダニール・クビアトは遅いクルマに詰まってQ1落ちを喫してしまうが、レースペースは決して悪くない。本橋正充チーフエンジニアに前戦までの不振の理由と、決勝レースへの期待を聞いた。

――アルボンは初日からずっとトップ10内の速さを発揮して、予選でもモナコ以来のQ3進出を果たしました。本橋さんも、行けそうだという手応えを感じていましたか?
本橋正充チーフエンジニア(以下、本橋CE):そうですね。感じていました。この2戦は少し不振でしたけど、まだ完璧ではないとはいえ、ここに来てからは本来の実力通りの走りができていましたから。

―― 一方でクビアトは、どうしたのでしょう?
本橋CE:予選では、クリアラップが取れなかった。あと、風向きが頻繁に変わったことに、もろに影響を受けてしまったようですね。

――クビアトの件があったとはいえ、この週末は過去2戦に比べると、順調に推移していますか?
本橋CE:だと、思います。

――逆に言うと過去2戦は、初日で躓いて、それが予選以降に尾を引いてしまっていたのでしょうか?
本橋CE:躓いたというか、路面温度が高かったのを、うまく掴みきれなかったですね。それをうまく、セットアップに反映できなかったというか。パワーユニット(PU/エンジン)側もそうなんですけど。少し暑かったなと。

――パワーユニット側で言うと、高い吸気温によるパワーロスの症状が、カナダ辺りから出ていました。
本橋CE:ええ。その後いろいろ対策を取りましたけど、依然として厳しかったですね。オーストリアは特に。車体もパワーユニットもレースでは、ギリギリの線を狙うんですね。でも前戦は、それも厳しい状態でした。それぐらい暑かった。

■冷却に関するトロロッソとレッドブルとの差


関連のニュース

F1 関連ドライバー

F1 関連チーム