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F1 ニュース

投稿日: 2019.07.14 23:52
更新日: 2019.07.15 00:11

F1第10戦イギリスGP決勝:優勝は地元ハミルトン。奮起したガスリーが4位入賞、追突されたフェルスタッペンは表彰台チャンスを失う

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F1 | F1第10戦イギリスGP決勝:優勝は地元ハミルトン。奮起したガスリーが4位入賞、追突されたフェルスタッペンは表彰台チャンスを失う

 7月14日現地時間14時10分、イギリスGP決勝がスタートしメルセデスのルイス・ハミルトンが優勝を飾った。レッドブル・ホンダのピエール・ガスリーが4位、マックス・フェルスタッペンは5位に入った。

 日曜日は朝から時折小雨がパラつく天候の下、気温は18度、路面温度は30度とこの週末で最も寒いコンディションとなった。

 グリッド上でフェルスタッペン車はリヤウイングに問題が見付かり急きょ交換作業を行なった。

 上位ではメルセデス勢とレッドブル勢だけがミディアムタイヤ、11番手以下ではハース勢とクビアトだけがソフトタイヤでそれ以外はミディアムをスタートタイヤに選んだ。

 スタートでは大きな混乱はなく、2番手ハミルトンが激しくプレッシャーをかけていくがポールポジションのバルテリ・ボッタス(メルセデス)は何とかこれを抑え込んで首位を守った。

 3番手にはシャルル・ルクレール(フェラーリ)、4番手にフェルスタッペンが続き、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)がガスリーを抜いて5番手に浮上。ガスリーはターン3でランド・ノリス(マクラーレン)と僅かに接触し押し出された影響を受けた。ノリスはマゴッツ〜ベケッツでダニエル・リカルド(るのー)のインを突いて7番手に上がった。ハース勢は同士討ちでマシンにダメージを負いリタイアとなった。

 4周目、ハミルトンはDRSを使ってターン6で仕掛け、インを守ったボッタスをややオーバーシュートさせてターン7でアウトに回ってオーバーテイク。しかしボッタスも諦めず次のターン9でインを突いて再逆転し首位を奪い返した。その後もメルセデスの2台はファステストラップを更新しながら一進一退の攻防を続け、後方ルクレールはメルセデス勢についていくことができず、背後のフェルスタッペンからプレッシャー受ける。

 ルクレールのソフトはデグラデーションの進みが早く、10周目にはフェルスタッペンが仕掛け始める。11周目のターン4ではアウトに並ぶが行き場をなくし、逆に後方のベッテルにポジションを奪われかけたがなんとかブロックしてポジションを守った。逆に12周目のターン3でガスリーがベッテルのインをついて5番手に上がった。

2019年F1第10戦イギリスGP決勝 ピットインでわずかにレッドブルが速くマックス・フェルスタッペンがシャルル・ルクレールの前へ
2019年F1第10戦イギリスGP決勝 ピットインでわずかにレッドブルが速くマックス・フェルスタッペンがシャルル・ルクレールの前へ

 ここでガスリーとリカルドがピットインして1ストップ作戦狙いを意味するハードタイヤに履き替えると、翌周にはルクレールとフェルスタッペンが同時にピットイン。先に作業を終えたフェルスタッペンが僅かに前で2台横並びでピットレーンを走行し前に出るが、直後のターン3でワイドになりルクレールが再び前に出た。


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