2015年F1モナコGPの日曜決勝で、フェラーリのセバスチャン・ベッテルは2位だった。
■スクーデリア・フェラーリ
セバスチャン・ベッテル 決勝=2位
今日僕らはチャンスをすべて生かした。2位に入れて嬉しいよ。
スタートはアグレッシブに行ったけれど、2位に上がることはできなかった。今日はペースがよく、メルセデスにプレッシャーをかけ、ピットストップでギャップを縮め、一貫して遅れることなくついていけた。でも十分ではなかった。アンダーカットを試みたが、彼らは1周後に反応し、結局僕の前でコースに復帰した。
終盤、スーパーソフトタイヤを履いたルイスがすごいプレッシャーをかけてきた。本当にきつかった。僕のタイヤはしばらく冷え切ったままだったから、コース上にとどまることにも苦労したんだ。コーナーからうまく立ち上がるよう集中したよ。
理解し学習すべきことはまだある。予選で気温が低いと1周アタックでタイヤをうまく機能させるのが難しい。この点は改善しなければならない。
マラネロのスタッフたちに感謝したい。エンジンは好調で、ストレートで強力だった。だからポジションを守ることができた。
もっと上を目指しているから、あらゆるエリアにおいてやるべきことは山のようにある。自分たちの目標や願いを心に刻みながら着実に努力していく。素晴らしいレースだったし、チームは力を100パーセント出し切ったから、大満足だよ。
カナダのコースレイアウトはまた全然違うけれど、次も競争力を発揮できるよう努力する。