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F1 ニュース

投稿日: 2019.07.23 18:06
更新日: 2019.07.23 19:01

F1本来の魅力を演出したフェルスタッペンとルクレールの限界バトル【今宮純のイギリスGP採点】

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F1 | F1本来の魅力を演出したフェルスタッペンとルクレールの限界バトル【今宮純のイギリスGP採点】

 F1ジャーナリストの今宮純氏が独自の視点でドライバーを採点。週末を通して、20人のドライバーから「ベスト・イレブン」を選出。予選やレースの結果だけにとらわれず、3日間のパドックでの振る舞い、そしてコース上での走りを重視して評価する。今回はF1第10戦イギリスGP編だ。

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☆ ランド・ノリス(マクラーレン)
 予選8番手/決勝11位

2019年F1第10戦イギリスGP FP2は6番手、ランド・ノリス(マクラーレン)
2019年F1第10戦イギリスGP FP2は6番手、ランド・ノリス(マクラーレン)

 稀に見るタイプの新人だ。F1以前のカテゴリーのときよりデビューしてからぐんぐん伸びてきている。なにより予選の一発能力、第7戦カナダGPから4戦連続でチームメイトのカルロス・サインツJr.を上回った。

“レースメイキング”などマスターすべき点はまだあっても、19歳ですっかりマクラーレン色に染まりつつある。母国GP直前にチームが来季体制の継続を発表したのも分かる(フェルナンド・アロンソはもういらないという意味も含めて)。

☆☆ ダニエル・リカルド(ルノー)
 予選7番手/決勝7位

2019年F1第10戦イギリスGP ダニエル・リカルド(ルノー)
2019年F1第10戦イギリスGP ダニエル・リカルド(ルノー)

 低速コーナーはベター、高速域ではコントロールがシビア。そんな今のルノーのパフォーマンス特性でプッシュするのが彼の真骨頂だ。FP2ではパワーユニット(PU/エンジン)関連のトラブルでロングランができなかったが、決勝でサインツと6位バトルを展開した。

☆☆ ダニール・クビアト(トロロッソ・ホンダ)
 予選17番手/決勝9位

2019年F1第10戦イギリスGP ダニール・クビアト(トロロッソ・ホンダ)は予選でQ1敗退という結果に終わった
2019年F1第10戦イギリスGP ダニール・クビアト(トロロッソ・ホンダ)は予選でQ1敗退という結果に終わった

 土曜までなりを潜めていたのに入賞圏までくるとは“実戦派”クビアトらしい。一夜をはさみ、パルクフェルメでマシンをいじれなくても“心をセットアップ”。走りを自己修正したのだろう。


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