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F1 ニュース

投稿日: 2019.07.26 13:08
更新日: 2019.07.26 13:14

リカルド木曜インタビュー:前半戦を振り返って、「最悪の週末だったのは、まちがいなく開幕戦」/F1第11戦ドイツGP

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F1 | リカルド木曜インタビュー:前半戦を振り返って、「最悪の週末だったのは、まちがいなく開幕戦」/F1第11戦ドイツGP

 ダニエル・リカルドのF1第11戦ドイツGP木曜日の定例囲み取材は、少しばかり不穏な雰囲気で始まった。本人が姿を見せる直前、ルノーの広報担当者が「リカルドのマネージメントの問題に関しては、現在法廷に舞台を移しつつあり、本人はコメントできない。この取材でも、その問題には触れないように」と、弁護士が作成したらしき文書を読み上げたのだ。

 もちろんこのドイツGP前に発覚した、リカルドの前マネジャーによる1000万ポンド(約13億4千万円)請求騒動の件である。

 いつものサービス精神旺盛なリカルドなら、広報がたとえ禁止と言っても少しはしゃべったりするはず。ところが今回ばかりは何も語りたがらず、けっこう深刻なことになってることをうかがわせた。

 とはいえ、イギリスGP前に腕に彫ったばかりのタトゥを笑顔で披露するなど、とりあえずは明るいリカルドだった。

――ドイツに来る前、サーキットでバイクに乗っていましたよね?
ダニエル・リカルド(以下、リカルド):そう。元MotoGPライダーのセテ・ジベルナウにコーチしてもらってね。スペインのイビサ島のサーキットを走ったんだ。メチャクチャ面白かったよ。

 僕はオートバイが好きなんだと、改めてわかったね。ドライバーのなかには、2輪を避ける保守的な人と、積極的に乗る人の2種類に分かれるみたいだね。たとえば最近テストしたルイス(ハミルトン)は、好きなほうだよね。僕は子供のころから2輪にすごく興味があったんだけど、危険だからと親に許してもらえなかった。大きくなっても興味は消えることはなく、でも本格的なレースバイクに乗る機会はなかなかなかった。

 だから今回は本当にうれしかったし、心から楽しんだよ。といってもものすごく本格的なロードレーサーじゃなくて、すごく扱いやすかった。スピードはそこそこだったしね。

――リーン(体を傾ける)したりもしましたか?
リカルド:もちろん。文字どおり、モータースポーツを堪能したよ。4輪のドライバーにもクレイジーな連中はたくさんいるけど、2輪ライダーたちは少し特別だ。僕は彼らの勇敢さを、昔からずっと尊敬しているよ。


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