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F1 ニュース

投稿日: 2015.06.08 15:30
更新日: 2016.09.28 15:32

ハミルトン逆襲のV、ウイリアムズ今季初表彰台

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F1 | ハミルトン逆襲のV、ウイリアムズ今季初表彰台

 2015年F1第7戦カナダGPは7日(現地時間)、モントリオールのジル・ビルヌーブ・サーキットで70周の決勝が行われ、メルセデスAMGのルイス・ハミルトンが今季4勝目となる通算37回目のトップチェッカーを受けた。

 失意のモナコから2週間。王者ハミルトンがキャリア初優勝を飾った思い出の地、ジル・ビルヌーブでのチームメイトバトルを制し、その輝きを完全に取り戻した。

 クリーンスタートを決めたポールシッターのハミルトンは、オープニングラップで早くも2番手ニコ・ロズベルグを1秒以上引き離しDRS圏内から抜け出すと、その後も徐々にライバルとの差を広げていき、序盤10周を過ぎる頃にはリードを3秒近くにまで広げ、早々とレースの主導権を握った。

 メルセデス2台の後方には3番手スタートのフェラーリ、キミ・ライコネンが続いたが、戦前メルセデスも警戒していたフェラーリの力強いレースペースは影を潜め、10周目以降は次第にトップ2台から離される展開。その後は単独3番手を走行し、少し間隔を置いてウイリアムズのバルテリ・ボッタスがフェラーリを追いかける構図となった。

 中盤もレースリーダーのハミルトンは順調にトップを走行。20周目以降は、若干ブレーキに懸念が生じ始めたロズベルグとの差を4.5秒まで拡大すると、30周を前にこの日唯一となるピットストップに向かい、翌周ピットインしたロズベルグの前でコースに復帰。その後、ハミルトンは燃費をマネージしながらの走行で一時ロズベルグに1秒近くまで迫られるが、DRS圏内への接近は決して許さず、次第にレースをコントロールしていった。


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