メルセデスF1チーム代表のトト・ウォルフは、F1ドイツGPで他のドライバーであれば出場を諦めるほどの体調不良に打ち勝ってレースをしたルイス・ハミルトンは、称賛されるべきだと語った。
ハミルトンはドイツ到着時点から体調不良を感じていた。インフルエンザの兆候があり、土曜日にはリザーブドライバーのエステバン・オコンが代走できるように準備をしてほしいと、メルセデスに訴えていた。
しかしながらハミルトンは金曜プラクティスから走行、難しいコンディションでの予選でポールポジションを獲得した。
大混乱の日曜日のレースでは後方に沈んだが、ウォルフはハミルトンが絶好調からは程遠い状態で力を尽くしたと述べている。
「彼は体調が悪かったと思う。週末の間ずっと体調不良だった」とウォルフは語った。
「だが彼はレースで妥当な順位につけるために、できる限りの力を出した」
「ほとんどの人間がレーシングマシンに乗るようなことは考えもしないような状態だったが、それでも彼は走った。今日(日曜)には多少回復したが、数日間体調が悪かったのだから、身体面でベストな状態であるはずがない」
「それでも彼はプッシュし続けようとした。これは称賛されるべきことだ」
1 2