ウイリアムズのジョージ・ラッセルは、F1ドイツGPにおいてタイヤ交換を求めたものの聞き入れてもらえず、ポイント獲得のチャンスを逃したとして、チームに対してもっと強く出るべきだったと語った。
ラッセルは最後から2番目のセーフティカー導入時には、ランス・ストロールのすぐ前の13番手を走行していたが、ストロールは早期にスリックタイヤに交換するという賭けに出た。
この賭けは大成功し、ほとんどのドライバーが後になってインターミディエイトタイヤからスリックタイヤに変更するなか、ストロールは急速に順位を上げた。
ラッセルは、自身もセーフティカー導入中の早い段階でタイヤ交換を希望していたと語り、ウイリアムズに要求を聞き入れてもらえず、そのために好結果を逃してしまったと考えている。
「僕はインターミディエイトタイヤでスタートしたかったが、ウエットタイヤでのスタートとなった。最初のセーフティカー導入中はウエットでステイアウトしたが、ピットインしてインターミディエイトに換えるべきだった」とラッセルは嘆いた。
「レースの終盤では、(他のドライバーたちより早く)ピットインしてスリックタイヤに交換したかったが、なんらかの理由で僕たちはステイアウトした。でもチームの立場や、ステイアウトした理由について理解しているつもりだ。誰もがコース上に残り続けることに苦労していた」
「でも僕らは捨てるものなど何もないような順位にいた。僕はランスの前にいて、彼はセーフティカー導入中にピットインしたけれど、僕たちはそうしなかった。それで彼は2番手を走行することになったんだ!」
「これは僕たちの選択が間違っていたことを証明している」