2015年F1オーストリアGPの土曜予選で、フォース・インディアのニコ・ヒュルケンベルグは5位、セルジオ・ペレスは16位だった。
■サハラ・フォース・インディアF1チーム
ニコ・ヒュルケンベルグ 予選=5位
今日の物事の進み具合にはとても満足している。トップ10入りを果たせるチャンスは十分あると分かっていた。5番手スタートというリザルトは、チームの素晴らしい努力の結晶だ。
Q1は路面が乾きつつあるコンディションで楽しかった。Q2とQ3では本当にいいリズムをつかむことができ、肝心なときにいいラップを走ることができた。
今はマシンに満足しているし、自信を持って乗ることができている。それは今日の結果に表れていると思う。
僕らの後方には速いマシンが控えているから明日は厳しいレースになるだろうけれど、力強いレースをするための下地はすでに整えてある。このコースでは時々サプライズが起こることがあるし、明日の天候がどうなるかもまだ分からない。けれどチャンスを最大限に生かせれば、たくさんのポイントが取れると確信している。
セルジオ・ペレス 予選=16位
すごくいい結果を出せるポテンシャルがあっただけに、Q1でノックアウトされたのは本当に残念だ。今日は路面が乾きつつある、とても難しいコンディションで走ることになり、いいポジションを見つけ出して正しいリズムを構築して走るのが簡単ではなかった。
Q1終盤に向けて路面がどんどん改善されていったので、最後のラップが重要だった。でも不運なことに僕はフェルナンド(・アロンソ)のすぐ後ろにいて、1周まるまる彼の後ろで走ることになった。ダウンフォースを全て失うことになるから近づくこともできなかったし、僕の後ろにはキミ(・ライコネン)がいたから後退することもできない。それでいいアタックをするのが難しく、結局わずか0.1秒以下の差でQ2進出を逃した。
今日はこういう結果になってしまったけれど、明日に向けて前向きな気持ちを失っていない。トップ10圏外なので難しいスタートになるだろうが、いい仕事をすれば巻き返しを図れるはずだ。