レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

F1 ニュース

投稿日: 2015.06.21 17:53
更新日: 2016.09.28 17:57

ロズベルグが僚友下しV、熾烈な3位争いはマッサ制す

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


F1 | ロズベルグが僚友下しV、熾烈な3位争いはマッサ制す

 2015年F1第8戦オーストリアGPは21日(現地時間)、当地のレッドブルリンクで71周の決勝が行われ、メルセデスAMGのニコ・ロズベルグが今季3勝目となる通算11回目のトップチェッカーを受けた。

 ロズベルグが今季一番の笑顔を浮かべ表彰台の頂点に立った。前日、自らのミスでポールポジションを失ったが、この日のロズベルグは勝利への執念を感じさせる走りでライバルの追い上げを許さなかった。

 レースは、オープニングラップで後方のキミ・ライコネンとフェルナンド・アロンソがあわや大惨事というクラッシュを演じて幕を開けるが、注目のスタートでホールショットを奪ったロズベルグがセーフティカー退去後の7周目から後続のハミルトンを徐々に引き離し、序盤の20周目にはその差を2秒以上に広げる。

 一方、ロングランペースを武器にメルセデス勢との優勝争いも期待されていた3番手スタートのフェラーリ、セバスチャン・ベッテルはレース序盤から早くも遅れをとり、22周目にはロズベルグとの差が10秒に広がるなど、ベッテルの相手は早くも4番手を走行するフェリペ・マッサに向けられることとなった。

 トップを走るロズベルグはその後も安定したペースで周回を重ね、25周目には一時ハミルトンとの差を4.1秒まで開く。だが、上位勢のスーパーソフトにグレイニングの症状が現れ始めると、ロズベルグのペースも鈍り、次第にリードも縮小。するとロズベルグは33周目に、上位勢では一番先にこの日唯一のピットストップに向かうが、なんとしてもトップを死守したいロズベルグはピットロードの入口まで粘ってタイヤをロックさせるなど勝利への執念をみせる。


関連のニュース