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F1 ニュース

投稿日: 2019.08.02 11:25
更新日: 2019.08.02 11:26

F1第12戦ハンガリーGP木曜会見:緊張感に包まれたハースふたりに挟まれても、クビアトは終始上機嫌

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F1 | F1第12戦ハンガリーGP木曜会見:緊張感に包まれたハースふたりに挟まれても、クビアトは終始上機嫌

 F1第12戦ハンガリーGPのFIA木曜会見の出席者は、ダニール・クビアト(トロロッソ)、ロバート・クビサ(ウイリアムズ)、ランス・ストロール(レーシングポイント)、ケビン・マグヌッセン(ハース)、ロマン・グロージャン(ハース)の5人。

 通常、この手の記者会見は、できるだけ多くのチームが参加するよう、1チームから1人のドライバーが呼ばれることが多いのだが、今回はハースからふたりが参加。その理由は、イギリスGPに続いて、前戦ドイツGPでもハースはチームメイト同士で接触してしまったからだった。このふたりは、会見場へもお互いの距離を少しおいて入場。会見は緊張感に包まれながら、スタートした。

 会見のトップバッターは、前戦ドイツGPでお父さんになって、初めての表彰台を獲得したクビアト。

「土曜日の夜に娘が生まれたことは、とても幸せな瞬間だった。父親になるっていうのは特別な気分だった。けど、僕はそのときホッケンハイムにいて、翌日はレースが控えていたから、ドライバーとしてレースに気持ちを集中させていたんだ。そうしたら、表彰台を獲得した。24時間のうちに最高の瞬間を2度訪れるなんて……」

「レースが終わったその夜に寝ないで病院へ駆けつけたんだけど、ふたりとも、もう寝ていたよ(笑)。まあ、元気そうな寝顔が見られただけでも十分。それから自宅へ帰って、少しリラックスして、トレーニングの合間に毎日病院へ行って、ケリーと娘に会いに行ったよ。そして、水曜日にハンガリーにやってきた」

 続いては、そのドイツGPでアルファロメオの2台がレース後にペナルティを受けて降格となり、10位に繰り上がって、2010年のアブダビGP以来、8年8カ月と14日ぶりの入賞を果たしたクビサだ。

2019年F1第12戦ハンガリーGP 前戦ドイツGPで10位入賞を果たしたロバート・クビサ
2019年F1第12戦ハンガリーGP 前戦ドイツGPで10位入賞を果たしたロバート・クビサ

「確かにポイントを取れたことはチームにとってはいいだったと思う。決して戦闘力があるとは言えないクルマで、多くのドライバーが足をすくわれた荒れたコンディションの中、生き残ってポイントを獲得できたことは、一生懸命やってきたチームに対していいプレゼントとなったことは確かだ」

「でも、手放しで喜べるかといえば、決してそうではない。ウイリアムズは1ポイントを獲得して喜ぶようなチームじゃないし、現状は少なくとも僕がシーズン前に期待していたものからは大きくかけ離れているからね。僕たちはまだまだやるべきことがたくさんある」

■どうして、ハースはチームメイト同士でぶつかり合うのか?


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