F1第12戦ハンガリーGPの予選で、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンがポールポジション(PP)を獲得した。フェルスタッペンにとっては初のPP、そしてF1史上100人目のポールシッターということもあり記念すべき記録となった。
予選後の会見で「もちろん重要なのは明日のレース本番」と前置きはしたものの、素直に初PPの喜びを語った。
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――初ポール獲得、おめでとう!
マックス・フェルスタッペン(以下、フェルスタッペン):信じられないよ。これまでずっと、手の届かなかったひとつだったからね。この週末ずっとクルマの感触はよかったけど、予選はいつもタフな展開になる。でも今回は、すべてがうまく行った。チームのおかげだ。
――ポール獲得の手応えは、感じていた?
フェルスタッペン:ライバルたちが予選中に、どこまでパワーを上げてくるか。それが、焦点だと思っていた。でも結果的に十分食い下がれたし、予選を通じてクルマはどんどんいい感じになって行った。運転していて、本当に楽しかったよ。
予選中は本当に僕から言うことは何もなくて、ただ「このまま行こう」「ニュータイヤをくれ」。それだけだった。そしてチームは、その通りのことをしてくれた。もちろん重要なのは明日のレース本番だけど、でもポール獲得は素直にうれしいよ。
――レースでの強さは実績がありますから、心配ないのでは?それより初ポール獲得の感想は?
フェルスタッペン:今後はもう、初ポール獲得の感想を訊かれなくなるのがうれしいかな(笑)。そう遠くない未来にポールは獲れるだろうと思っていたけど、同時に運も左右されると思っていた。僕自身のミスで逃したこともあったしね。でも今日、こうして達成できた。うれしいよ。