F1第8戦オーストリアGPの決勝でトップ10入りを果たしたドライバーたちが、レースを振り返った。
ニコ・ロズベルグ 決勝=1位
「なんという一日だ! オーストリアでまた勝つことができて最高の気分だよ。すごくトリッキーで、素晴らしい観客がいる、特別なサーキットだ。昨日の予選でミスを犯した後、レースでは絶対勝つために攻めていこうと心に決めた。いいスタートをしてターン1にトップで入っていった。それがとても重要だということは、今年のこれまでのレースから分かっていたんだ。
同じクルマだとコース上でオーバーテイクをするのが本当に難しいからね。ルイス(・ハミルトン)を抜いた後はうまくコントロールして、楽にリードを保つことができた。終盤右フロントタイヤにバイブレーションを感じた。
でもチェッカーフラッグまで何とか持たせることができた。最高のマシンを用意し完璧なレースを可能にしてくれたチームに心から感謝したい。今からシルバーストンが楽しみだ。あそこでは去年ポールを取ったし、2013年には優勝している。いい思い出の場所だ」
ルイス・ハミルトン 決勝=2位
「シンプルなレースだった。最適なスタートができなかった。レブに問題があった。アクセルを緩めてもレブが落ちなかった。クラッチをリリースした時にひどいホイールスピンが起き、ポジションを失った。
これについてはこの後、調べてみる。ファーストスティントではニコ(・ロズベルグ)についていったが、第2スティントでは彼の方がペースがよかった。終盤は完走を目指して走った。ニコは今日の勝利に値する。おめでとうと言いたい」