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F1 ニュース

投稿日: 2019.08.11 07:00
更新日: 2019.08.11 03:55

ブラウン、F1のトップ3と中団チームの間に大きな差があることを認める。「新規則で差を縮めなければならない」

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F1 | ブラウン、F1のトップ3と中団チームの間に大きな差があることを認める。「新規則で差を縮めなければならない」

 F1のモータースポーツ担当マネージングディレクターを務めるロス・ブラウンは、F1のトップチームと中団チームの間には大きな隔たりがあることを認めている。

 この大きな差はハンガリーGPの終わりに顕著になった。95分間のレース終了時、首位と同じ周回でフィニッシュしたのはたった4台のみだったのだ。

 ルイス・ハミルトンはレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンに18秒差で勝利したが、フェラーリの2台はハミルトンに1分以上の遅れをとっている。マクラーレンはカルロス・サインツJr.がトップ3チームを除くグループで首位でのフィニッシュとなったものの、周回遅れの5位という結果だった。

 この結果はブラウンを失望させた。彼は、フロントとリヤウイングに変更を施した2019年の新ルールの導入が、コース上での競争を改善するうえで役に立つと期待していたからだ。

「トップ集団のペースは最初から最後の周回まで驚異的なものだった」とブラウンはレース後にF1公式サイト『Formula1.com』に語った。

「しかしながら、そのことはトップ3チームと残りのチームとの間にパフォーマンス上の大きな隔たりがあることを、はっきりと示した」

「しばしば言ってきているが、この差を縮めなければならない」とブラウンは主張した。

「このことはFIAとともに2021年のレギュレーション策定を継続するなかで、引き続き我々の主要な目標のひとつとなっている」

「野心的な目標であり、一晩で達成できるものではない。我々には魔法の杖などないのだから」とブラウンは認めている。

「だがこのことは我々の野望で、中心的なものでなければならない。技術、競技、財政の3つの主要領域のルールを通じて達成されるものだ」

「このスポーツの将来に向けた鍵となるテーマであり、この点については我々全員が合意していると考えている」

「まずは、我々が耳を傾けるべき存在であるファンから始める。結局のところ、彼らは我々の最も重要な財産であるからだ」


この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

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