ルイス・ハミルトンは、F1のサマーブレイク中にライフスタイルを変えるつもりだという。彼はシーズン後半がより厳しいものになると感じており、万全の体調で戻ってくることを確実にしたいと考えている。
ハミルトンの今季これまでの成績は、12戦で8度の優勝を重ねるという印象強いものだった。これにより彼はタイトルを賭けた戦いにおいて、チームメイトのバルテリ・ボッタスに62ポイント差をつけている。
しかしハミルトンは、レッドブル・ホンダのパフォーマンスが向上し、マックス・フェルスタッペンが好成績を挙げ続けていることに加えて、ドイツGPでは自身が一時的な体調不良に陥ったこともあり、いつもの活動的で華やかな休日を送る習慣は避け、その代わりに心身を回復させることに集中するという。
「これまでは100パーセントの体調で休みに入っていた」と5度のF1世界チャンピオンであるハミルトンは語った。
「でも今の僕はそういう調子ではないんだ。1年を通して体調を維持してきたが、今は確実にエネルギーを取り戻す必要がある」
「これまでのように絶好調ではない。体調不良から回復しようとしているんだ。言われているような“男性型インフルエンザ”ではないよ。でもとても体調が悪かった」とハンガリーGPで優勝したハミルトンは語った。
「今回の休みでは、回復に集中する。いつもの休みとは少し違う。(可能な限り強くなって)レースに戻ることを目指す」
ハミルトンはF1の3週間にわたる休暇の過ごし方を変えることを、実際のところ非常に楽しみにしていると語った。
「家族と多くの時間を過ごすつもりだ」とハミルトンは言う。
「僕は夜型だしあまりたくさん眠らない方だ。それを切り替えて、どこにいようとも太陽が昇るのを見るようにしたい」
「それに瞑想など、いくつか違ったことも試すかもしれない。より健康的なライフスタイルにするんだ。親しい友人たちも同じように過ごす。読書もたくさんするつもりだし、とても楽しみだよ」