新生ルノーF1チームは、ケビン・マグヌッセンを2016年のレギュラードライバーとして起用することを正式に発表。“浪人中”だったマグヌッセンがワークスチームの貴重なシートを獲得した。
デンマーク出身のマグヌッセンは、2014年にマクラーレンからF1デビュー。初戦で表彰台を獲得したものの、2015年はフェルナンド・アロンソが同チームに加入したため、リザーブドライバーに甘んじていた。
2015年はアロンソの代役として開幕戦に出場したが、トラブルでスタートすらできず、10月にマクラーレン離脱を発表。今後のキャリアを模索していたところ、ルノーとパストール・マルドナドの契約に問題が生じたため、マグヌッセンにチャンスが回ってきた。
マグヌッセンは英国オートスポーツの取材に対して、「もし2年間、F1のシートが得られなかったら終わりだと思った」と答えている。
「それでもワールドチャンピオンなら、復帰することができるかもしれない。でも僕のポジションで2シーズン実戦から離れたら、それはF1でのキャリアの終わりを意味する。この契約を決めるか、すべてが台無しになるか、どちらかだった。幸運なことに、うまくいったんだ」
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