2019年F1ベルギーGP決勝で、レッドブル・ホンダのアレクサンダー・アルボンはここまでの自己最高位である5位を獲得した。
アルボンは、今回ホンダが持ち込んだ新しいスペック4パワーユニット(PU/エンジン)に交換したためグリッドペナルティを受け、17番グリッドからのスタートとなった。44周のレースを、ミディアムタイヤから23周目にソフトタイヤに交換する1回ストップで走ったアルボンは、スタート直後に大きく順位を上げた後、オーバーテイクを繰り返し、最終ラップにレーシングポイントのセルジオ・ペレスを抜いて5位をつかんだ。
この際のバトルに関し、ペレスがアルボンをコース外に押し出した疑いで審議がなされた。ペレスが動いたためにアルボンは2輪を芝生に乗せながら抜かなければならなかったが、ペレスはアルボンが右側からオーバーテイクするとは思っておらず、気付いた際にすぐに左にどいたと説明、アルボンが無事に前に出ることができたこともあり、スチュワードはペレスにペナルティを科さないことを決めた。
■「いい“デビューレース”だった。この結果を亡きユベールに捧げる」とアルボン
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