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F1 ニュース

投稿日: 2019.09.06 11:50

F1イタリアGPインタビュー:スタート失敗とホンダPUの関連を語るフェルスタッペン。「スペック4で改善することを期待している」

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F1 | F1イタリアGPインタビュー:スタート失敗とホンダPUの関連を語るフェルスタッペン。「スペック4で改善することを期待している」

 前戦ベルギーGPのマックス・フェルスタッペンは、1周目でキミ・ライコネンと接触してリタイア。去年のベルギーGP以来、21戦にもわたって続いてきた5位以上の入賞記録も、残念ながら途絶えてしまった。そして今回のリタイアの伏線としては、スタートの失敗があった。ホイールスピンしすぎて順位を落としていなければ、あるいはライコネンとの接触は防げていたかもしれない。

 今季のフェルスタッペンは第9戦オーストリア、第11戦ドイツ、そして第13戦ベルギーGPと、ここに来てほぼ1戦おきにスタートで問題が起きている。これに関してフェルスタッペン自身は、「いろんな要素が絡んでいる」としながらも、ホンダエンジンの特性に関連があることを否定しなかった。

――ベルギーGPでのスタートの失敗は、実際にはどういうことだったのでしょう。
フェルスタッペン:何が原因かはわかっているけど、解決するのはすごく難しい。今週末にスペック4を積むことで、事態が改善することを期待している。

 要はクラッチミートの問題で、クラッチを放した途端に問題が起きるんだ。過去3年はたとえタイミングを失敗しても、あそこまで順位を落とすことはなかった。今年はスタートの失敗が、ダイレクトに結果に響く印象だね。

 スタートがよくてもポジションキープが精いっぱいだし、逆にスタートが悪いと、一気に順位を落としてしまう。とはいえスタートの良し悪しは、ものすごく微妙な問題なんだ。すぐに対応できると思っている。ホイールスピンしすぎる問題には、タイヤ温度が低かったとか、そういうことも関わっていたと思うし。

――スタート手順自体に、ミスはなかった?
フェルスタッペン:その時のコンディションに応じて、つねに見直しているからね。この2年は特に、スタートはずっと改善され続けていたんだ。手順自体には、問題はないはずだよ。

 大ざっぱに言えば、エンジンの反応の仕方ということだね。低回転での、トルクの出方というか。でも特定のスペックで問題が出たとか、そういうことじゃない。さっきも言ったように、さまざまな要因が絡んでいる。


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