サマーブレイクを終えた2019年シーズン後半のF1はベルギーGP、イタリアGPのクラシックイベント2連戦で幕を開けた。ベルギーではサポートレースのF2で起きた痛ましい事故を乗り越え、シャルル・ルクレールがF1初優勝を果たすと、フェラーリのお膝元モンツァでも2連勝を飾り、ついに才能を開花させた。ドライバーや関係者のSNSでベルギーGP、イタリアGPの2戦を振り返る。
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待望のF1初優勝が、亡くなった友人に捧げる勝利となってしまったルクレール。複雑な思いが交錯する中、強い気持ちで挑んだレースでついに勝利をつかんだ。
ベルギーで開催されたF2の事故で亡くなったアントワーヌ・ユベールのステッカーが貼られたルクレールのマシン。
初優勝のベルギーGPから一週間、フェラーリの地元モンツァで2連勝を飾ったルクレール。ついに才能を開花させた期待の星は、これからのフェラーリを牽引していく絶対的なエースとなれるのか?
F1最年少優勝の記録保持者はマックス・フェルスタッペン。並んだ顔ぶれを見れば、ルクレールが将来のチャンピオン候補なのは一目瞭然。この2人が今後のF1界を牽引していくことは間違いなさそうだ。