ルノーのダニエル・リカルドはF1第14戦イタリアGPで4位に入賞し、2019年シーズンのベストリザルトを獲得した。この結果は、トップ3チーム以外における最上位であり、リカルドとチームがシーズン全体を通して目指してきたものだ。
またチームメイトのニコ・ヒュルケンベルグが5位に入賞し、ルノーにとって完璧な1日の締めくくりとなった。
リカルドは予選で4番手につけたが、これは第7戦カナダGPでの予選順位と同じだ。リカルドはカナダGPでは6位だったが、その結果はイタリアGP前までの彼のベストリザルトだった。
「この週末にはとても満足しているよ」とリカルドは語った。
「少しカナダGPと似ている。予選の結果を、レースでの力強い結果に繋げたんだ。でもこの結果はもう昔のことのように感じている。僕の言う意味が分かるといいけど、僕たちはとうとう最大限のポイントを獲得したんだ。本当にうれしいことだよ」
リカルドはその後、テレビ画面を一瞥した。テレビにはレース後に表彰台を祝う様子が映っていて、メインストレートに溢れ出た数千人のファンが、優勝したフェラーリのシャルル・ルクレールに声援を送っていた。
「とてもクールだね。みんな忠実なファンたちだ」
「僕はあれを経験するのにあとひとつ順位が足りなかった。ヴィリー=シャティヨンにいるエンジン担当のスタッフたちに特別にエールを送りたいよ。なぜならここでルノーチームとしてこのような結果が出せたことは、パワーユニットのおかげであることを表しているからね」
「毎年僕たちはここに来るけれど、楽観性に欠けていた。少なくともこの数年は(レッドブル時代にルノー製パワーユニットを使用していた時のエンジン馬力では)ここでは強さを発揮できなかった」
「彼らが今年状況を好転させて改善を実現し、ここでこの結果を出したということは、特別なことだよ。だからこの順位は彼らのものだ。彼らは今晩、グラス一杯のシャンパンを飲むに値するよ」