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投稿日: 2019.09.12 18:27
更新日: 2019.09.12 19:06

【F1イタリアGP無線レビュー】イタリアに新たなスターが誕生。ルクレールがメルセデスを抑え切る完全勝利「みんな、ありがとう。マンマミーア!」


F1 | 【F1イタリアGP無線レビュー】イタリアに新たなスターが誕生。ルクレールがメルセデスを抑え切る完全勝利「みんな、ありがとう。マンマミーア!」

 2019年F1第14戦イタリアGPでは、フェラーリのシャルル・ルクレールが前戦ベルギーGPに続いて勝利を手にし、2連勝を飾った。2度にわたってメルセデスの猛追を受けたものの、ルクレールはストレートスピードを武器に抑え切り、モンツァに集まったフェラーリファンを大いに喜ばせた。そんなイタリアGP決勝レースを、無線レビューとともに振り返る。

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 フェラーリは地元モンツァでポールポジションを獲得したとはいえ、メルセデスAMG勢とは僅差でありQ3最後のアタックが不発になったからこその薄氷のポールではあった。

 シャルル・ルクレールはスタートで首位を守りきったが、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)は6周目のアスカリでスピンを喫し、コース復帰を焦るあまりランス・ストロール(レーシングポイント)と接触、さらには10秒ストップ&ゴーペナルティを科されて実質的にレースは終わってしまった。

2019年F1第14戦イタリアGP セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)はスピンとペナルティにより最後尾に転落
2019年F1第14戦イタリアGP セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)はスピンとペナルティにより最後尾に転落

ベッテル:ダメージを負ったと思う。左フロントだ。

フェラーリ:了解、BOX。

ストロール:なんてXXXだ! フェラーリがバカみたいな戻り方をしてきた! 全くもって信じられないよ!

 フェラーリはソフトから早めにハードに繋ぐプランAと、なるべく引っ張ってミディアムに繋ぐプランBを用意していた。しかしメルセデスAMG勢が1秒後方にピタリと付けてプレッシャーを掛け続ける状況では、そう簡単にピットインするわけにはいかなかった。

フェラーリ:今のところプランBを考えている。

ルクレール:了解。

 しかし18周目にはルイス・ハミルトン(メルセデス)の方がリヤタイヤのグリップ低下を訴え始めた。

ハミルトン:リヤがドロップし始めている。オーバーカットは出来ないよ。

 これでメルセデスAMGは19周目にハミルトンをピットインさせ、アンダーカットを狙う作戦に出た。走り出しのペースを稼ぐために、履いたのはミディアムだった。

 20周目にはルクレールも同様にタイヤのグリップ低下が進み、ピットに飛び込む。

ルクレール:リヤタイヤ! リヤタイヤが終わってる!

フェラーリ:タイヤコンパウンドはプランAのものを考えているが、戦略的にはプランBでいく。

 フェラーリは6周目にピットインしハードタイヤを履いたベッテルのペース推移を見て、金曜よりも暑い決勝のコンディションではハードの方がマシンに合っていると見抜いていた。そこでルクレールにも戦略的にはプランBでも、プランA用だったハードタイヤを履かせたのだ。


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