2019年F1第15戦シンガポールGPの週末の様子を柴田氏がお届けします。現地の様子を見る限りインドネシアの森林火災による影響はそれほどないようですね。
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シンガポールGPは毎年、水曜日の深夜便に乗って木曜日の朝着くようにしてます。ナイトレースなので、それでも十分余裕があるからです。それが今年は、水曜日の朝に着いてしまいました。なぜなら飛行機の予約を、1日間違えたから……。日にちを跨いだ出発時間だったりすると、たまにやらかすんですよね。
気付いたのは出発直前で、もはや予約は変えられず。大急ぎで1泊余分に宿を取って、水曜日の早朝にたどり着いたのでした。
この週末のシンガポール市内は、インドネシアの森林火災による煙害が心配されてましたが……
遠くの高層ビルがちょっと霞んでるぐらいで、街を行く人もマスク着用者はほとんどおらずでした。
ヒマだったので夜はサーキットを走りましたが。
逆に空気は澄んでる感じでした。風も適度に吹いていて、残暑厳しい日本よりずっと過ごしやすいです。
木曜日にパドックに行くと、いきなりロマン・グロージャンの残留が発表されました。みんなニコ・ヒュルケンベルグが移籍してくるとばかり思っていたので、ちょっとビックリ。
ハースのギュンター・シュタイナー代表は相変わらず怖い顔でしたけど、「不振の原因はクルマなんだから、ドライバーはそのままにしたんだ」とのこと。今ひとつ、説得力に欠けるような……。