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投稿日: 2019.09.27 12:45

ホンダ田辺TDロシアGP直前インタビュー:地元クビアトの最後尾スタートは、「後半6戦を考えたうえでの苦渋の決断」


F1 | ホンダ田辺TDロシアGP直前インタビュー:地元クビアトの最後尾スタートは、「後半6戦を考えたうえでの苦渋の決断」

 2019年F1第16戦ロシアGPでは、ホンダ製パワーユニット(PU/エンジン)を搭載するレッドブルとトロロッソの4台のマシンがスペック4のICE(内燃機関)を投入。またダニール・クビアトはICEだけでなく複数のパワーユニットエレメントを交換することで最後尾グリッドが決定している。今回、ペナルティを受け新しいエレメントを投入する意図をホンダ田辺豊治F1テクニカルディレクターに聞いた。

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2019年F1第16戦ロシアGP ホンダ田辺豊治F1テクニカルディレクター
2019年F1第16戦ロシアGP ホンダ田辺豊治F1テクニカルディレクター

――今回、新しいスペック4のICE(内燃機関)を4人のドライバーに投入した狙いを教えてください。
田辺豊治F1テクニカルディレクター(以下、田辺TD):狙いは、これ以降の後半戦に向けて、戦闘力の確実な確保を狙って、パワーユニット(PU/エンジン)のアロケーションを考慮したときに、オーバーテイクのしやすいサーキット、しにくいサーキットを含めて、両チームと話し合った結果、ここで入れるのがいいだろうという合意を得て、投入することにしました。

――その中で、ロシアGPが母国グランプリとなるクビアト選手だけが、ICEのほかに、ターボ、MGU-H(熱エネルギー回生システム)、MGU-K(運動エネルギー回生システム)、CE(コントロールエレクトロニクス)も新しくする理由は?
田辺TD:それもチームとの話し合いで決めました。

――それよって、クビアト選手は最後尾からスタートとなってしまいます。苦渋の決断でしたか。
田辺TD:はい。ただ、それはこの一戦だけではなく、後半6戦を考えたうえでの苦渋の決断と理解してもらいたい。

――今回の決定は、予定していたものなのか、あるいはシンガポールGP後に突然、決定したものだったのか、どちらでしょう?
田辺TD:最終的に決定したのはシンガポールGPの後ですが、以前から話し合いは行っていました。今後、残りをレースを金曜日は旧スペックで走り、土日を最新スペックで走るという方法もありましたが、予選とレースにしっかりと照準を合わせてパワーユニットのセッティングやエネマネ(エネルギーマネージメント)などのキャリブレーション(調整)を行うには、やはり金曜日のフリー走行からホンダの最新仕様であるスペック4で固めておきたいというのが理由です。

――次は日本GPです。このタイミングでの投入は、日本GPを見据えていることも関係していますか。
田辺TD:昨年、ルノーPUを搭載したレッドブルが2台そろって、パワーユニットを新しくしましたよね。ペナルティを受けるなら、どこがいいのかという、ひとつの答えだと思います。

■今後のシーズン後半戦でスペック5投入の可能性は?


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