2019年F1第16戦ロシアGP決勝レースで5位~優勝に入ったドライバーたちが日曜日を振り返った。
■アストンマーティン・レッドブル・レーシング
アレクサンダー・アルボン 決勝=5位
いいレースができた。僕らにとって今日は5位がベストな結果だったと思う。昨日クラッシュしてしまったから、なんとしても挽回して、いいリザルトを持ち帰りたかった。今日のレース展開には満足している。セーフティカーが僕らにとってラッキーだったのは確かだけどね。
土曜の夜は気持ちが少し沈み気味だった。(マシンを準備するために)チームは膨大な作業をこなさなければならなかったんだ。この結果を彼らに捧げたい。
ピットレーンからのスタートは決して楽ではないけれど、ソフトタイヤではとてもいいペースを発揮することができ、たくさんのポイントを稼げた。他の皆よりずっと後ろからスタートしたので、たくさんのマシンを追い抜いていく必要があって、ある意味楽しかった。でも、毎回こういうレースをするのはいやだな。退屈なレースも悪くない。日本ではもっとクリーンでスムーズな週末を過ごしたいよ。
ファーストスティントではなかなか(トロロッソの)ダニール(・クビアト)とピエール(・ガスリー)を追い抜くことができず、かなり時間がかかってしまった。前の隊列についていくとダウンフォースが大幅に失われるんだ。このコースのデザインにはストリートサーキットの要素があるからだと思う。
決勝前までは厳しい週末だったが、今はずいぶん気持ちが楽になった。週末のもっと早い段階でリズムに乗ってなじめれば問題ないんだ。このマシンでさらに多くの周回を重ね、走行時間を蓄積していけば、それが可能になるだろう。
残りレースのなかで、アブダビ以外は走ったことがないコースだ。鈴鹿も簡単にはいかないだろうけど、初めてのサーキットを走ること自体は大好きだから楽しみだよ。