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F1 ニュース

投稿日: 2016.10.04 17:28
更新日: 2016.10.04 17:32

日本GPに懸念。ハース、ブレーキ故障&ホイール脱落の原因分からず

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F1 | 日本GPに懸念。ハース、ブレーキ故障&ホイール脱落の原因分からず

 ハースF1チームは、マレーシアGP決勝で何がロマン・グロージャンの車に搭載されたブレーキディスクの破裂を引き起こしたのか、解明できていない。また、エステバン・グティエレスに起きたホイール脱落の原因もつかめていない状況だ。

 グロージャンがちょうど8周を走り終えるところでブレーキが破損し、車はセパンの最終コーナーのグラベルに飛び出し、バリアの手前で止まった。

 チームのボス、ギュンター・シュタイナーは、今回グロージャンに起きたブレーキの問題は、グティエレスが4月のバーレーンGPで経験したディスクの破損とは異なるものだとしたが、チームは詳細を解明できていない。

「ロマンの車に起きたのはディスクの破損で、破裂したのだが、原因は分からない」とシュタイナーは述べた。
「データからその前に振動が起きていたのは分かった。オーバーヒートなどが原因ではないので、なぜ故障したか調査しなければならない」

「ただ、カーボン製のブレーキディスクを調べるのは簡単ではない。科学の領域になる。ダストしか残っていない。それしかないんだ」
「まず購入か製造の段階で明らかな要因があったかを確認して、そこから進む必要がある」

 今週末の日本GPまで残り時間が少なく、新しいブレーキディスクを取り寄せることはできないと、シュタイナーは言う。
「少なくとも、この件で何かができるのか、あるいは様々なチェックを行うための手段を組み込めるのか、分かっておく必要がある」
「しかし、新しいものを取り寄せるには3カ月かかるので日本GPには間に合わない」

「心配ではあるが、これまでやってきたことをシーズン終了まで続けるだけだ。問題の起きたレースより起きなかったレースの方が多いのだから。それに今回はバーレーンでの故障とも異なる」


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

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