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F1 ニュース

投稿日: 2015.07.05 10:33
更新日: 2016.10.05 10:33

ウイリアムズ無念、ハミルトンが逆転で母国V

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F1 | ウイリアムズ無念、ハミルトンが逆転で母国V

 2015年F1第9戦イギリスGPは5日(現地時間)、伝統のシルバーストン・サーキットで52周の決勝が行われ、メルセデスAMGのルイス・ハミルトンが今季5勝目となる通算38回目のトップチェッカーを受けた。

 予選の11万に続き、14万もの大観衆を集めた日曜のイギリスGP決勝は、ホームレースのハミルトンが序盤の劣勢とブリティッシュウエザーをものともせず、ジム・クラーク、ナイジェル・マンセルに続く母国グランプリ3勝目を飾った。

 レースは、スタートでトップを奪ったフェリペ・マッサと直後に2番手に浮上したバルテリ・ボッタスのウイリアムズ2台が王者メルセデスをリードする予想外の展開で幕を開ける。ポールシッターのハミルトンは、4周目のセーフティカー明けのタイミングでマッサに仕掛けたもののコースオフして3番手にドロップし、序盤は4番手にロズベルグを従え、しばらくはウイリアムズ2台を追いかけるレースを強いられた。

 しかしハミルトンは、すぐにマッサのペースが頭打ちになると、19周目にアンダーカットを狙っていち早くピットイン。これに対しウイリアムズ勢は、マッサとボッタスともに同時ピットインには動かず、ハミルトンがあっさりトップを奪うことに成功する。翌周にマッサと同時ピットインした4番手のロズベルグは、一旦ピットレーンでウイリアムズに並びかけるもここはマッサがブロック、その1周後にもピットアウトしてきたボッタスとサイド・バイ・サイドになったものの、ここでもウイリアムズの防戦に阻まれ、再び4番手でレースを進めることになった。

 その後、レースは中盤以降も先頭を走るハミルトンが徐々にリードを拡大。トップから離され始めた2台のウイリアムズも、タイヤが落ち着いてからはペースも安定し、ロズベルグとのギャップをキープ。次第にハミルトン、マッサ、ボッタス、ロズベルグというトップ4のオーダーが固まり始めた。


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