2015年F1イギリスGPの日曜決勝で、フォース・インディアのニコ・ヒュルケンベルグは7位、セルジオ・ペレスは9位だった。
■サハラ・フォース・インディアF1チーム
ニコ・ヒュルケンベルグ 決勝=7位
今日のレースは楽しかった。ホームレースでたくさんポイントを稼ぐことができて嬉しい。センセーショナルなスタートを決めたんだ。僕のF1のキャリアにおいてベストのスタートだったんじゃないかな。(9番グリッドから)ジャンプアップしてフェラーリ2台を抜いて5位に浮上した。ファーストスティントでは彼らを押さえ切ることができたが、彼らの方がずっと速かったし、早めのピットインをするという戦略で前に出られてしまった。
レース終盤に雨が降り出した時、路面はかなり滑りやすい状態だった。タイミングが悪く、少し不運だった。ピットレーン入口を過ぎた直後に雨が激しくなってきたんだ。そのためにインターミディエイトに換えるのを丸々1周待たなければならなかった。
でも7番手は素晴らしい結果だと思うし、満足すべきだ。今日の素晴らしいパフォーマンスのほとんどがここに持ち込んだアップデートのおかげだ。僕らは正しい方向に進んでいる。チームに感謝しなくちゃね。
セルジオ・ペレス 決勝=9位
シルバーストンで2台とも入賞できた。チームは間違いなく前進したね。もっと上位に行けた可能性もあったけれど、戦略が僕に有利には働かなかった。最初のピットストップの後、(カルロス・)サインツに抜かれ、タイヤが一番いい状態の時に数周にわたって彼に押さえられた。ダーティエアの中で走ったためにフロントタイヤにひどいグレイニングが起きて苦しんだ。
2回目の雨が来た時には、どういう選択をするか無線でかなり話し合った。でも残念ながら僕らは少し長く待ちすぎた。それでひとつポジションを失った。チャンスが訪れたのにそれをきちんと生かせないと、もちろんがっかりする。でも今週末のポジティブな面に目を向けるべきだろう。大きく進歩したのは間違いないから、シーズン後半に大きなポテンシャルを感じる。